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バンデ・アミール Band-I-Amir |
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バンデ・アミールは、バーミヤン州ヤカオラン地方にある6つの湖の総称です。
☆バンデ・グラマーン Band-I-Ghulaman(奴隷たちの湖)
☆バンデ・カムバール Band-I-kambar(馬丁の湖)
☆バンデ・ハイバット Band-I-Haibat(おそれの湖)
☆バンデ・バニール Band-I-Panir(チーズの湖)
☆バンデ・プディナ Band-I-Pudina(はっかの湖)
☆バンデ・ズルフィカール Band-I-Zulfiqar(アリーの剣の湖)
6つといってもバンデ・カムバールは干からびてきているので、現在、湖として存在しているのは、5つといってもいいかもしれません。バンデ・アミールは、タリバンに破壊された大仏で有名なバーミヤンから西に75キロのところにあり、標高2916メートルの高地です。
バンダ・アミールに車で向かうと、独特の形をした山が現れてきます。はるか未来の地球か、あるいははるか昔の地球、つまり人類が存在していないような別世界、異次元の世界を思わせるような荘厳な雰囲気があります。そして、路上に水が流れているようなところを車が突っ切っていきます。最初に行ったときは川の中を車が走っているのかと思いましたが、川ではなく、湖から水があふれて、それが路上に流れていて、あるところでは川のようになり、あるところでは、湿地のようになっていたのでした。
やがて目の前にいくつもの滝が見えてきます。滝の水がそのまま路上に流れていたのだとわかります。
滝の前で車を降ります。滝は、とうとうと流れ、水が澄んでいます。そしてひんやりと冷たく、顔を洗うと気持ちがいいのですが、飲むのはやめたほうがいいでしょう。ここに限らず、アフガニスタンで生水を飲むのは禁物です。水が澄んでいると書きましたが、季節によって澄んでいるときと、石灰のようなものが混じっているのか白っぽく濁っていることがあります。10月は澄んでいて、5月は濁っていました。
この滝の水はどこからくるのでしょうか。
それは、バンデ・ハイバットBand-I-Haibat(おそれの湖)とから流れ落ちているのです。バンデ・ハイバットは全長約3キロの湖です。大体下の図のような形です。バンダ・アミールといえば、この湖をことと思っている方が多いようです。10月に行ったときには、すごく水が澄んでいて、湖面がぴかぴかに磨かれた鏡のようで、周囲の山々がくっきりとうつっていました。
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←バンデ・ハイバットの形
バンデ・ハイバット(おそれの湖)→ |
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5月と8月の夏場にいくと、濃いブルーで、何もかもを吸い込んでいるような感じがしました。冬は、雪に閉ざされていけませんが、季節によって違った姿を見せるのがバンダ・アミールです。
バンデ・ハイバットの湖畔には、レストランがあり、魚をカリカリに揚げた料理とか、羊の肉を鉄串に刺して焼いたケバブやナンなどを食べることができます。国内外から観光客が集まり始めているようです。
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| バンデ・パニール(チーズの湖) |
バンデ・ズルフィカール(アリーの剣の湖) |
バンデ・ハイバットは一番有名ですが、バンデ・パニールBand-I-Panir(チーズの湖)もユニークで美しい湖です。独特なのはその色です。珊瑚礁を思わせるような色です。
そして、バンディ・ハイバット、バンデ・パニール、バンデ・ズルフィカールBand-I-Zulfiqar(アリーの剣の湖)全体を見渡す風景は、まさにこの世のものとは思えない美しさで、絶景といえるものです。治安がよくなつたら、ぜひ肉眼で見ていただきたいと切に思います。
注意
●バンデ・アミール付近には、地雷が埋まったままで取り除かれていないので、ガイドなしで、人がいないところを歩き回るのは絶対にやめること。
●バンデ・アミール付近の村はみな貧しい。外国人は強盗のターゲットになる可能性があるので、ガイドなしで、人がいないところを歩き回るのは絶対にやめること。早朝や夜も危険!
●外務省の退避勧告地域に指定されています。現時点での旅行はおすすめできません。http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=041
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